ハイサイ!
琉球ガラス生産・販売協同組合からのお知らせです。
沖縄県立博物館・美術館県民ギャラリー3において
「琉球ガラスと富山ガラスの融合展」
を開催します。
会期は10月28日〜30日まで。
時間は9時〜20時まで(ただし最終日は18時まで)
入場無料でございます。
琉球ガラス生産・販売協同組合では2010年より、
財団法人富山ガラス工房と人材交流を行なっております。
初年度は、富山ガラス工房より佐々木俊仁さんが来沖し、
Glass Art 青い風を主な活動拠点として3週間琉球ガラスについて学び、
富山ガラスの技法やシステムなどを伝授。
翌年には、
組合員の、
沖展奨励賞受賞作家でGlass Art 青い風工場長・具志堅充、
沖縄県工芸士でてぃだ工房の兼次直樹が、
富山ガラス工房に3週間、
研修及び、琉球ガラスの技法やシステムなどを伝えてきました。
今月10月11日からは、
富山ガラス工房新進気鋭の作家・藤井友梨香さんが来沖。
琉球新報の取材に応じ、
この琉球ガラス生産・販売協同組合と財団法人富山ガラス工房の
人材交流についてなどを語りました。
また、すっかり沖縄の風土、人、モノ、心に魅了された
佐々木俊仁さんは、この期間、自費で1週間、沖縄に滞在し、
毎晩、琉球ガラスと富山ガラスの未来、展望などを
組合員の職人たちとアツく語り合ってきました。
「琉球ガラスと富山ガラスの融合展」
は、
そうした取り組みの中からお互いに触発しあい生まれた作品のほか、
琉球ガラス生産・販売協同組合からは県工芸士の作品はじめ代表的な作品、
財団法人富山ガラス工房からは8名の新進気鋭の作家の作品を展示します。
関連して、
10月21日には20:00から、
富山ガラス工房・藤井さんがラジオ出演
(FMよみたん「プレジデントフライデー」)、
10月24日には19:00から、
読谷村商工会議所2Fにおいて藤井さんによる富山ガラスの取り組みや、
琉球ガラス生産・販売協同組合との交流の成果などを
スライドレクチャーを行なう予定となっております。
ふたつの地域のガラスが出会うことで、
それまで気づかなかった
それぞれのガラス工芸のよさを再確認する場合もあります。
また、
それぞれのガラス工芸に取り入れるべきことを学ぶ場合もあります。
そのことは、
お互いのガラス工芸の発展のためにとても大切な取り組みであり、
琉球ガラス生産・販売協同組合の誇るべき活動のひとつともなっています。
しかし、
それ以上にドラマチックなことは、
それぞれの地域の作り手たちが、ともに語り、ともに触発しあうことです。
〜〜人と人が出会う、心を通わせる。
そこにダイナミックなうねりが起こります。
この結晶となる作品を是非ご覧くださいませ。
お待ちしております。
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